2023年6月30日お知らせ

「バス車内置き去り防止安全支援装置」について(2023年4月10日に設置完了しております)

片柳幼稚園では子どもの安全を第一に考え、車内置き去り防止安全支援装置の設置を全国に先駆けて行い、2023年4月10日に保有する送迎用バス3台全台に設置完了しております。

※行政が6月に実施した安全装置の設置状況調査の結果では、全国の送迎用バスの約15%しか設置完了しておりません(5月15日時点)

なお、安全装置はあくまで、ヒューマンエラーを補完するものですので、安全装置の設置の有無に関わらず、本園では子どもの乗り降りの際、職員による点呼や子どもの顔を目視する等の方法により、置き去りを防ぐための所在確認を従前から実施しております。

今後も本園では子どもの主体性や遊びを大切にしながら、安全面にも配慮した保育を行ってまいります。

【背景・経緯】
2022年9月、静岡県牧之原市において、送迎用バスに置き去りにされた子どもが亡くなるという大変痛ましい事案が発生したことを受け、2022年12月20日に国土交通省が「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」を策定し、2023年4月1日から全国の幼稚園・保育所・認定こども園・特別支援学校等を対象として、送迎バスへの置き去り防止装置等の安全装置の設置義務化がされました。
※2024年3月末までの1年間の経過措置が設けられているものの、可能な限り6月末までに設置するよう行政から通達されております。

【本園が設置した安全装置について】
「かくにん君」(株式会社レゾナント・システムズ)
※国土交通省が策定した安全装置のガイドラインに適合しています

エンジンを切ると車内点検を促す音声アナウンスが流れ、職員が車内点検をしながら車内後方に設置されたボタンを押すことで音声アナウンスを止めることができるシンプルな構成となっており、日頃の運用は難しい操作なく誰にでも扱える装置になっています。